ジャニーズ事務所内でSMAP争奪戦が激化!

ジャニーズ事務所からの独立話が浮上して久しいSMAPなのですが、レコード会社移籍をめぐって、ユニバーサルミュージックとエイベックス、それにソニー・ミュージックエンタテインメントまでが参戦してきて、水面下ではげしい争奪戦が繰り広げられているということのようです。 

SMAPはビクターエンタテインメントからデビューして、今はビクターのドル箱的な存在にまでになっています。親会社の日本ビクターは経営的に厳しい状態で、8月にケンウッドと資本提携したりして経営の再建の真っ最中です。提携先のケンウッドは、日産のカルロス・ゴーン以上の厳しいコストカッターといわれていますので、レコード事業の縮小は必至の模様ですし、サザンオールスターズのような大物アーティストもリストラ対象になる可能性が大きい状況です。ですからサザン同様に売りに出されるかもしれないSMAPをめぐって、ユニバーサルミュージック、エイベックス、ソニー・ミュージックエンタテインメントが争奪戦が行われているわけです。業界関係者の話しではエイベックスが一歩リードしているとのことです。

ですから移籍先のレコード会社次第では、SMAPのジャニーズからの完全独立もありえるというこです。これはある意味ジャニーズの存続にもかかわる大問題です。ジャニーズの後継者といわれる、メリー喜多川副社長の長女・藤島ジュリー景子さんと、SMAPの育ての親である女性チーフマネージャーの飯島三智さんとの間で、いろいろ駆け引きが行われているとかの噂もあります。
  
SMAPの受け皿になるのではといわれていたエイベックスが所属レコード会社になれば、ジャニーズからの独立の可能性は高いそうです。SMAPの移籍で巨額の移籍金をビクターに支払うだけの資金力のあるレコード会社はエイベックス以外では少ないそうです。ジャニーズとしてはSMAPに対して影響力を保持したいので、ユニバーサルと共同戦線を張って、SMAP獲得の画策を水面下で推し進めているようです。

ソニー・ミュージックエンタテインメントはSMAPを諦めて、サザンオールスターズの獲得に路線を変更したといわれていますし、ユニバーサル陣営を牽制するために、大手レコード会社を巻き込んだ、SMAP争奪戦がファンとは全く関係のないところで行われているようです。